やってみよう!ボタンをはめる・外す

本日は、ボタンの練習を行いました。

 

使用する教材はこちら!

 

実際の洋服で練習しようと思うと、

ボタンが小さすぎたり、教えにくかったり・・・

ということで、練習用教材を用意しました。

 

ボタンは、サイズ違いで用意しています。

 

 

 

上から、

直径2.5センチ

直径1.8センチ

直径1.3センチ

直径1.1センチ(表面に丸みがありつまみにくい)

 

大きいものから練習し、できるようになったら

小さいものへとステップアップしていきます。

 

本日は、ボタンを外す動作を重点的に練習しました。

 

 

 

右手の指先でボタンをつまんで、

ボタンホールに通します。

 

 

 

 

 

通したボタンを左手に持ち替え、

右手で布を引っぱります。

 

 

言うは易く、行うは難し・・・

上記ができるためには、以下の力が必要です。

 

・指先でつまみ続ける力

・ボタンを通したあと、手を持ち替える動作の切り替え

・目と手の協応

・ボタンを外し終えるまで、手元を見続ける注視力

 

最初から1人で行うのは難しいので、はじめはスタッフが介助しています。

 

・お子さんの指に触ってつまみ方を教える。

・ボタンホールに通す動作を教える(お子さんの手を触って一緒に通します)。

・ボタンホールに通しやすいよう、スタッフが布を引っぱってホールを広げる。

・ボタンが上手く入らない時は、角度の調整をする。

 

動作を覚えるまでは、上記のような介助をしています。

介助は徐々に減らしていき、最後は1人で成功できるように導いていきます。

リズム感・テンポ感がポイント!

はじめのうちは、介助してよいので、テンポよく成功を重ねることが大切です。

テンポよく何度も成功を重ねることで、体でやり方を覚えていきます。

 

お子さんがやり方を覚えてきたら、少しずつ、大人の介助を減らしていきます。

 

・自分でつまめるようになったら、つまみ方を教える介助はやめる・・・

・「ボタンホールに通す」ことがわかったら、お子さんの指には触らず、ホールを広げる介助だけをする・・・

 

というように、必要最低限の介助に切り替えていくのです。

 

どんな介助が必要なのか?

いつ、介助を減らすのか?

 

それぞれ、お子さんによって異なりますので、様子を観察しながら調整していきます。

 

 

 

机上で外せるようになったら、首から下げるタイプの

教材で練習します。

 

机上で取り組むより、こちらの方が難しいです。

少しずつ、実際の洋服へと近づけていきます。

 

 

 

 

 

首から下げると、机上とは見え方も異なります。

ボタンホールも見えづらく、布も扱いづらくなります。

上手く通せるかな?

 

今日は先生の介助を受けながら、何度も練習を

がんばりました。

できるようになるまで、もうひと踏ん張りです。

 

実際の洋服で練習するよりも、練習用の教材があった方が取り組みやすいです。

ボタンが苦手なお子さんには、ぜひ練習しやすい教材を用意してあげてください。

フェルト地など、よれにくい布を使用すると扱いやすいです。

ぜひお試しください!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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