コロロの療育プログラム
適応力を高めるプログラム
計画的・段階的にこだわりを崩し、「いつでも・どこでも・だれとでも」まわりに合わせて行動できることを目指します。
自分中心の行動(マイペース行動)から、まわりに合わせた行動(受け身=ユアペース行動)へと変容していくことにより、コミュニケーションが取りやすくなり、家庭や学校、その他の場所で支援が受けやすくなります。
集団参加を促す

コロロでは、リズム体操や歩行トレーニング、食事などの全活動を集団で行います。
それは、まとまりのある整然とした集団が、子どもたちにとって良きお手本になるからです。
「今、何をすればよいか」が目で見てわかると、ことばがわからないお子さんも、集団が苦手なお子さんも、集団参加が可能になります。
集団活動をとおして、まわりを見て行動することを学び、「いつでも・どこでも・だれとでも」穏やかに過ごすための基礎づくりを行います。
こだわり崩し

こんなこだわりありませんか?
- 好きな物しか食べない
- スケジュールが変わるとパニックになってしまう
- いつも同じ道を通らないと気が済まない
- 歯みがきはお母さんとしかできない(人が変わるとできない)
- 排便はオムツですると決めておりトイレでできない
- 苦手な音が聞こえると耳をふさいでしまう
- 散髪や爪切り、耳かきができない etc….
こだわりによって、生活に支障をきたす事例も多く見られます。
こだわりを意図的・計画的に崩してあげることで、「こだわらずに過ごせる」「こだわりを崩されても大丈夫」という状態へ導き、社会生活に柔軟に対応できる適応力を育みます。